まごころをこめて、専門病院ならではの質の高い看護を提供する
当院は甲状腺疾患専門病院です。「甲状腺を病む方々のために」の病院理念のもと、患者様やご家族に「伊藤病院にきてよかった」と感じてもらえるよう、思いやりのある看護を心がけております。
そして、看護師一人ひとりが自身の経験やキャリアを活かし、甲状腺疾患看護の質向上に向けて実践や教育、研究など意欲的に取り組んでいます。私たち看護師が元気でなければ、患者様が満足する看護は提供できません。仕事と生活の両立を図りながら、看護師としてのキャリアを大切にし、いきいきと働き続けられる魅力ある職場をめざしています。看護を通して共に成長していきたい方を伊藤病院は歓迎します。
看護部部長 認定看護管理者 石澤 緑
当院では、一人ひとりが自分の知識や経験から判断・行動し、結果に対して責任を持つという自律性を大切にしています。看護のプロフェッショナルとして、組織の中で働く一員として、自律した行動がとれる看護師を育てていきます。
病棟では、「プロフェッショナルとしての能力を発揮し、患者様・ご家族にとってのベストを支援する」をビジョンとし、やさしく思いやりのある看護を提供すると共に、看護師の知識や経験を高め合い、魅力ある職場づくりに取り組んでいます。様々なキャリアを持つ看護師が、それぞれの能力を発揮できるようアイデアを出し合いながら看護実践や業務改善、病棟勉強会の企画などを行っています。看護師がいきいきと働き、患者様やご家族に満足していただける看護を提供することを目指しています。
当院の1日平均外来患者数は約1,200人です。外来では、暖かい看護の提供をモットーに、他部署と連携しながら患者様が最善の治療が受けられるような関わりを心がけています。
仕事内容は主に、診察の補助、検査の介助、点滴・輸血などの処置、化学療法、などを行っています。
外来にはがん化学療法看護認定看護師、また、ママさん看護師、経験豊富なベテラン看護師が多いのが特徴です。 看護教育の他、新入職者や異動者への指導、フォローアップ体制を充実させ、個々のスキルアップにも力を入れています。
患者様が伊藤病院に来て良かったと思っていただけるような看護の提供に努めています
手術室では病棟・多職種と連携し、安全を最優先に看護の提供に努めています。現在、周術期管理チーム認定看護師が在籍し、専門性の高い看護を提供するため、他スタッフとともに定期的な訓練や勉強会を行い、幅広い知識と熟練した技術向上に日々取り組んでいます。また入職された方や異動者の指導には2名のプリセプター制とし教育体制の充実を図っています。
医療相談室は患者様からの相談に対応する医療相談、入院予約等を行う入院案内、退院調整の3つの部門から構成されています。それぞれのスタッフが専門性を発揮し、患者様やご家族へのサポートを行っています。また、多職種と協働し患者様中心の医療を推進できるよう取り組んでいます。私たちは患者様に寄り添い、意思決定を支援する看護の提供を目指しています。「医療相談室のご案内」もご覧ください。
看護部では専門職業人として、主体的に学習する姿勢を大切にしています。院内での看護研修はクリニカルラダーを基に計画していきます。専門知識を深める勉強会では中堅スタッフが講義内容を考え、講師を努めます。先輩から後輩へ、経験を踏まえた講義は実践に活かせる内容となっています。また、内容によっては外部講師を招き、新しい知識や技術を学習する機会も設けています。
甲状腺疾患看護を発信することが、専門病院の看護部の役割であると考え、学会発表にも力を入れています。また、近隣の大学病院や総合病院を招き、甲状腺疾患看護の情報交換会を開催するなど甲状腺疾患看護の発展に向け積極的に取り組んでいます。
・看護師の募集状況については職員募集ページをご覧ください。
・「Nursing Café」でも詳しくご紹介しております。