当院では、衛生的で安心して召し上がれるお食事の提供を心がけております。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たくして適温でお食事を提供しております。
病態によっては若干提供するお食事が通常のお食事と異なる場合がございます。
何点かご紹介させていただきます。
食事時間は、朝食が午前8:00、昼食が午後12:00、夕食が午後6:00です。
食事の時間に合わせて、お茶の入ったポットを給湯室にご用意します。
衛生管理上、生物(生卵・お刺身など)の持込みは禁止させていただきます。
食事制限やアレルギーのある方は看護師にご相談ください。
入院中、朝食のみパンメニューの選択ができます。
(朝食パンメニューをご希望の方は、希望用紙をご記入の上、看護師へお渡しください。また治療食等でお受けできない場合がございます)
ヨウ素制限の食事となります。
バセドウ病の方は、ヨウ素制限食解除は4日目になります。
甲状腺腫瘍の方は、治療2日後の昼食からヨウ素制限食解除となります。 詳細はこちら
手術当日は、朝から禁食になります。
手術後、局所麻酔の方は夕食から、全身麻酔の方は次の日の朝から、食事が開始になります。 詳細はこちら
入院期間中は季節感を感じるのが難しいものです。そこで当院では、月に1回季節ごとの旬の食材を取り入れた「季節の献立」をご提供しております。
※画像をクリックすると料理の詳細がご覧いただけます。
熱量 | 755kcal |
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たんぱく質 | 24.2g |
脂質 | 31.9g |
塩分 | 3.5g |
夏の暑さを吹き飛ばす、スパイシーなドライカレーと、お口直しのスイーツに喉越しのいい「マンゴーとココナッツのムース」をご用意いたしました。ヨウ素(ヨード)制限中の方にも安心してお召し上がりいただけるよう、ゼリーには寒天を使用せずゼラチンで固めました。
アイソトープ治療などで、ヨウ素制限が必要な患者様にはヨウ素制限食を提供しております。
ヨウ素の多く含まれる食品を除いた食事になります。
当院でお渡ししている、ヨウ素制限のリーフレットに書かれている食品は全て除いてあります。
味噌汁、和食など全ての料理に対して昆布だしなどは使用しておりませんので安心して召し上がっていただけます。
ご入院中でもお食事が楽しみになるよう、お子様の嗜好にあわせ栄養バランスを整えたお食事となっております。
食器や食品の大きさもお子様が食べやすいよう小さめのご用意を致しております。
軟らかめのお食事のご希望やヨウ素制限等、対応させて頂きます。
甲状腺疾患以外の合併症(糖尿病など)がある患者様には医師の指示に基づいて、治療を円滑に継続していくための治療食を提供しております。
特に食事制限のない患者様は、常食を召し上がっていただいております。
アイソトープ治療のため入院される患者様には、ヨウ素制限解除後に常食を提供いたします。
手術前には、手術に対する体力をつけていただくためにも食事はとても大切です。
手術後の食事も、傷の回復に大切ですが、無理せずご自分のペースでお召し上がりください。
常食に比べて、やわらかいお食事になります。
手術を受けられる患者様には、手術後常食を召し上がっていただくまでの間に提供しております。
喉への負担も少ないため、常食へ移行するまでのリハビリにもなります。
喉が痛い、食欲がない、入れ歯が合わないためやわらかい食事がよい、など希望される患者様にも提供しております。
全粥食でも食べづらい患者様には、五分粥食や三分粥食も提供しております。
気管切開の手術を行った患者様に主に提供しております。
手術後はのど越しのよい、飲み込みやすい食事からのスタートです。
段々と普通のお食事に戻していくためのリハビリ目的のお食事になります。
喉や飲み込むことに対して問題のある固い食材や、酸味の強い食材などを除いたお食事になります。
化学療法や放射線療法などの治療による食欲低下がある患者様、病状の進行により食事が低下している患者様に、症状にあう食べやすい食事を提供します。数種類の献立を提案し、食べやすい食事を患者様がセレクトできるメニューです。管理栄養士と相談し、食事が楽しみになるようなお食事です。